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ゲーミングPCのホコリ対策法を解説!掃除と埃対策で寿命が変わる

ゲーミングPCの「ホコリの掃除」はとても大切です。なぜならホコリがたまることで、取り返しのつかないトラブルになる恐れがあるからです。

ゲーミングPCの不調はほとんどがホコリによるものです。

ゲーミングPCの掃除は面倒で大変ですが、ほうっておくと故障の原因になります。突然のフリーズやブルーバックになって買い直しが必要にならないよう、定期的にホコリ対策や掃除を実施しましょう。

本記事ではゲーミングPCのホコリ対策方法とおすすめの掃除グッズを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

ゲーミングPC掃除をしないのはNG!

ゲーミングPCにはホコリが天敵です。多少のホコリなら問題ないですが、しばらく掃除をせずに放置しておくとホコリはどんどん溜まっていきます。

ホコリが原因で起きるトラブル

  • 冷却機能の低下による排熱不良
  • ファンの破損や異音
  • 内部ショート・出火
  • PCの起動不良

ゲーミングPCには熱対策のための通気口が備わっています。

多くの場合、PCのケースの前面や側面などにある吸気口と、背面の排気口から内部の熱を逃しています。吸気口付近には空気の循環を促すためのファンが回っているのですが、空気を流すのと同時にホコリを吸い込んで溜めてしまうのは避けられません。

ホコリがたまってしまうと排気が効率よくできず熱暴走に繋がってしまう恐れがあります。

MEMO
熱暴走を起こすとPCの電源が急に落ちたりフリーズするなどのトラブルにくわえ、PC本体の寿命を縮める原因にもなるので注意が必要です。

また、ファンの回転をホコリが妨げることで破損や異音のトラブルが起きやすくなり、さらには内部ショートが起こればPCの起動不良まで起きる可能性もあります。

大切なゲーミングPCの寿命を延ばすためにも定期的なメンテナンスが必要です。

ゲーミングPCのホコリ対策方法

ゲーミングPCのホコリ対策方法

ゲーミングPCの定期的な掃除は重要ですが、そもそもホコリを溜めないための対策も重要です。対策をしておけば掃除もラクになり頻度も落とせるので、できる限り実施しておきましょう。

ゲーミングPCのホコリ対策方法
  • 直置きせずにラックなどを使う
  • カバーやフィルター・網戸を活用
  • 布やタオルをかけておく

それぞれの対策方法を具体的に解説していきます。

直置きせずにラックなどを使う

ゲーミングPCは床に直置きするより、ラックなどを使って高い場所に置くのがおすすめです。

床に近いほうがホコリが多く舞いやすいので、高い場所に置くよりもゲーミングPC内部に溜まりやすくなります。

MEMO
ゲーミングPCの底面にも電源の吸気口が付いているので、接地面が網目状だったりスキマがあるラックを使うのがベストです。

カバーやフィルター・網戸を活用

ゲーミングPCの吸気口にカバーやフィルターを貼りつけると、ホコリがなかに入りづらくなるのでおすすめです。

網目の細かいフィルターにすれば、ホコリがファンや内部に溜まるペースが圧倒的に遅くなります。

注意
ホコリの付着したフィルターを放置すると排熱できなくなるので定期的に交換しましょう。

PC専用のフィルターも販売されていますが、手軽に入手できて貼るだけで済む換気扇用のフィルターもおすすめです。通気性が良くホコリもしっかりと吸着してくれます。通気口のサイズに合わせてカットして使いましょう。

また、フィルター代わりとしてホームセンターなどで売っている網戸を使う人もいます。

そもそもの用途が窓サイズなので、最低限購入しても多く余ってしまうデメリットはありますが、見た目などを気にするなら検討するのもアリです。

布やタオルをかけておく

ホコリの侵入を防ぐために布やタオルでカバーするのも一つの方法です。

ゲーミングPCが隠れてしまうので、景観を気にする場合にはおすすめしづらい対策ではあります。

内部へのホコリの侵入を防止するだけでなく、PC本体の表面にホコリがかぶらないメリットもあります。ゲーミングPCのかわりにカバー代わりにした布やタオルにホコリが付着するので、定期的に洗濯するようにしましょう。

注意
カバーにする布はビニールクロスなど通気性の悪いものは使わず、熱のこもらないよう注意しましょう。

ゲーミングPCの掃除する頻度はどれぐらい?

ゲーミングPCの掃除する頻度はどれぐらい?

ゲーミングPCを日常的に使っていたり、頻繁にゲームをしているなら3~4ヶ月に1回は掃除をしておくのがおすすめです。

ゲーミングPCをあまり頻繁に使っていない場合でも、ホコリは溜まっていくので半年に1度は状態を確認して掃除をしておくと良いでしょう。

定期的にファンにホコリが溜まっていないかチェックして、早めの掃除を心がけるのがベストです。

ゲーミングPCのホコリ掃除方法

パソコン内部のホコリを掃除する方法をお伝えします。工程別に解説するのでぜひ参考になさってください。

静電気対策をする

ゲーミングPCのホコリ掃除をするまえに静電気対策をしておきましょう。PC内部にある部品の故障に繋がってしまうからです。

ゲーミングPCの中は、マザーボード・CPU・ハードディスク・グラフィックボードなど精密機器がつまっています。できるだけ静電気がおきない服装にし、静電気を防止する手袋やリストバンドを利用すると安心です。

PCの掃除を始める前に電源をコンセントから抜き、接続してあるケーブルを外しておきます。

また、すぐに掃除を始めずに、PC内部に残っている電流を抜けた状態で作業するため少しの時間待ってからにしましょう。電流が残っている状態で掃除を始めると思わぬトラブルの原因になるためです。

エアダスターでホコリを飛ばす

PCケースのフタを開けたら、エアダスターでホコリを吹き飛ばすのがおすすめです。

注意
ホコリがたくさん付着しているからといって、掃除機は使わないようにしましょう。静電気が発生しやすく故障などのトラブルに繋がる可能性があります。

吹き飛ばしてもとりきれないホコリは、静電ブラシもしくはピンセットで注意しながらとります。

エアダスターは不燃タイプで逆さに使用できるアイテムがおすすめです。

ホコリやエアダスターの成分によってはガスが溜まってしまうので、ゲーミングPCを掃除するときは窓を開けるなど換気には十分注意しましょう。

PCケースの拭き掃除もしっかりと

最後にPC外部の掃除をしましょう。外側はサッと拭き掃除するだけです。

拭き掃除する時はホコリがつかないタイプの布製がおすすめです。というのも、アルコール成分が入ったウェットティッシュは、素材によってはPCケースの表面を傷つけてしまう可能性があるから。

拭き掃除が終わったらフィルターを貼り付けたり、ホコリ対策をしておけば次の掃除がラクになります。

ゲーミングPCのホコリ対策まとめ

まとめ

ゲーミングPCにとってホコリは天敵です。長い間放置しておくと熱暴走を起こしたり故障の原因になります。

高価なゲーミングPCは簡単に買い直すことはできないので、しっかりとホコリ対策をしておくことが大切です。

掃除をする頻度としては2~3ヶ月に1度ぐらい、使用頻度が低いゲーミングPCでも半年に1度は状態をチェックし掃除とホコリ対策を実施しておきましょう。

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