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Razerから販売されたGproの対抗馬VIPER ULTIMATEをレビュー

VIPER ULTIMATEをレビュー

現状、AIMが原因で打ち合いが勝てない・・・。あのシーンで正確なドラッグショットができていれば打ち勝つことができてたのに・・・。と悩んでいる方はゲーミングデバイスに投資し、自分にフィットするデバイスを使用することにより間違いなくゲームの上達に繋がるでしょう。

各社から販売されているゲーミングマウスにも、それぞれ独自の特徴があります。
例えば、

  • 右手用のエルゴノミクスマウス
  • 左右対称型の右手用、左手用のマウス
  • 重いマウス・軽いマウス
  • かぶせ持ち向け・掴み持ち向け・つまみ持ち向け

等の色々な特徴があります。

今日まで有線ゲーミングマウスが主流でしたが技術の進歩でワイヤレスゲーミングマウスの時代へと移り変わってきています。

ここ最近主流のワイヤレスゲーミングマウスは遅延などなくコードが邪魔にならないといったメリットがあります。

無線といえば遅延が気になるというイメージがありますが、技術の進歩で最近の無線タイプのゲーミングマウスは有線に限りなく近い性能となっており、数々のプロプレイヤーが乗り換える程なので安心して使用できます。

今回は、RAZERから発売された最軽量クラスのワイヤレスゲーミングマウスVIPER ULTIMATEをワイヤレスゲーミングマウスで覇権を握っているLogicool Gpro wirelessとの比較も含めてレビューしていきます。

RAZER VIPER ULTIMATEのスペック

RAZER VIPER ULTMATEの商品コンセプト

すべてのワイヤレスマウスは同じではありません
Razer Viper Ultimate で最強のアドバンテージを手に入れましょう。勝利のために設計されたワイヤレスゲーミングマウスです。ゲーマーの真のパートナーとして設計されたこの強力なアイテムは、Razer の最先端技術を搭載し、競技界に旋風を巻き起こします。

公式 https://www2.razer.com/jp-jp/gaming-mice/razer-viper-ultimate
形状 左右対称型
サイズ 長さ127mm x 幅66.0mm x 高さ38.0mm
重さ 74g
スイッチ RAZER™ オプティカルマウススイッチ
(赤外線を使用してクリックを登録するこのワイヤレスマウスのスイッチは、業界有数の 0.2 ミリ秒という応答時間を実現しています。従来の物理的接触を必要としないこの作動形態により、デバウンスディレイを排除し、誤クリックを招くことなく、密なコントロールと滑らかな操作を可能にします。)
DPI 100から50刻みで最大20000DPIまで設定可能(最大5スロットまで設定可能)
センサー RAZER FOCUS+ オプティカルセンサー
(新しく改善されたセンサーは、業界をリードする解像精度 99.6% の 20,000 DPI を達成し、ワイヤレスマウスの詳細な動きも一貫して追跡されます。インテリジェントな機能を備えたセンサーはより正確になり、高レベルの精度によりゲームを勝利に導くヘッドショットを可能にします。)
バッテリー 最大連続70時間(1週間1回のフル充電で1日10時間のゲームプレイが可能)

 

 

RAZER VIPER ULTIMATE セットアップの仕方

  1. まずはRAZER VIPER ULTIMATEの裏面のカバーを外し、収納されているUSBを取り出しましょう。
  2. USBレシーバーを取り出したら充電ドックにUSBポートがあるので取り外したUSBレシーバーを取り付けます。
  3. RAZER VIPER ULTIMATEの裏面の電源スイッチを入れましょう。ちなみに裏面のソールはPTFE マウスソールという独自のマウスソールが採用されており、Logicool G pro wirelessの純正ソールと比較と遥かに滑り、良く止まります。
  4. 充電ドックにUSBレシーバーを差し込んだらPC側に接続して準備完了です。Logicool製品の無線ゲーミングマウスは充電する都度USBレシーバーを外してマウスに接続して充電する形でしたが、RAZER VIPER ULTIMATEの充電ドック兼、受け側のUSBレシーバーの役割もあるのでマウスの近くに受け側のUSBレシーバーを置いておけば、手間なく充電ドックにマウスを置くだけでスマートに充電できるのが非常に魅力的ですね。

RAZER VIPER ULTIMATEの拡張性について

RAZER VIPER ULTIMATE本体の拡張性は?

RAZER VIPER ULTIMATEのマウス本体はデフォルトでサイドボタンが4つ設定されてありますので、Logicool Gpro wirelessのようにサイドボタンを自由に付け替えるというのはできませんのでRAZER VIPER ULTIMATEのマウス本体自体は拡張性はありません。

RAZER VIPER ULTIMATE側での拡張性は?

RAZER VIPER ULTIMATEをPCに接続するとRAZER SYNAPSEというソフトウェアが自動的にインストールされます。

RAZER SYNAPSEではRAZER VIPER ULTIMATEの設定充電ドックの設定をすることが可能です。

RAZER SYNAPSEに簡単な会員登録(Googleアカウント等で登録可能)をしログインすると以下のトップ画面が開きます。

このトップ画面からRAZER VIPER ULTIMATEと充電ドックのLED設定が可能です。

RAZER SYNAPSE カスタマイズ設定

RAZER VIPER ULTIMATEを選択すると以下のカテゴリー別画面がでます。

右上の方に残充電が確認できます。

カスタマイズ画面では利き手の設定及びRAZER VIPER ULTIMATE本体のキー設定をすることができます。

RAZER SYNAPSE パフォーマンス設定

RAZER VIPER ULTIMATEのパフォーマンス画面ではDPIやポーリングレートの設定ができます。

RAZER SYNAPSE ライティング設定

RAZER VIPER ULTIMATEのライティング画面ではRAZER VIPER ULTIMATE本体のLED設定等をすることができます。

RAZER SYNAPSE 較正設定

RAZER VIPER ULTIMATEの較正画面ではスマートトラッキング等の設定ができます。

MEMO
スマートトラッキング・・・
RAZER VIPER ULTIMATEに搭載されているマウス本体をマウスパッドから放したときの感度を示します。

 

RAZER SYNAPSE パワー設定

RAZER VIPER ULTIMATEパワー画面ではRAZER VIPER ULTIMATE本体のスリープモード、省電力モードの切り替えが行えます。

RAZER SYNAPSE 充電ドック設定

RAZER SYNAPSE 充電ドック設定では充電ドックの明るさや効果設定ができます。

 

RAZER VIPER ULTIMATEを実際に1週間使用してみた感想

実際にRAZER VIPER ULTIMATEを触った時のサイズ感をレビューしていきます。(筆者の手の長さは18㎝)

 

マウスを実際に持った際の例

マウスの持ち方とマウスのフィット感が分かりやすいように画像にて紹介していきます。

かぶせ持ちの例

左右対称型の癖のない形状なので持ちやすくサイドグリップのラバーのおかげでしっかりとグリップできる。

肘支点だと特別違和感などもなくナチュラルにマウスを振ることができる。

手首支点で高さのあるゲーミングマウスから乗り換えるとRAZER VIPER ULTIMATE自体の低さもあり慣れるまで少し違和感がありマウスが振りづらく感じる。

 

掴み持ちの例

サイドグリップのラバー加工もあって親指と小指でしっかりホールドできるので、肘支点でも手首支点でもストレスなくマウスを振れる。

RAZER VIPER ULTIMATE本体の低さと軽さもあってLogicool G pro wirelessよりも大きくマウスを振る際の軽さを体感することができた。

つまみ持ちの例

掴み持ちの例と内容が被るが

サイドグリップのラバー加工もあって親指と小指でしっかりホールドできるので、肘支点でも手首支点でもストレスなくマウスを振れる。

RAZER VIPER ULTIMATE本体の低さと軽さもあってLogicool G pro wirelessよりも大きくマウスを振る際の軽さを体感することができる。

 

更に左クリックボタン、右クリックボタンがG pro wirelessよりも面積が広いのでゆとりを持ってクリックすることができるので被せ持ちの人にとっては特に向いている形状と言えるでしょう。

RAZER VIPER ULTIMATEのまとめ

RAZER VIPER ULTIMATEの良い点

  • 左右対称型で万人向けの形状なので癖がない
  • ワイヤレスゲーミングマウスの中でも最軽量なので手が疲れない
  • PTFEマウスソールが非常に優秀でよく滑り、布製ゲーミングマウスパッドならしっかり止まる
  • USBレシーバー一体型の充電ドックが優秀で手間なく充電ができる
  • サイドボタンがお尻側にあるので押しやすい
  • 左クリックボタン及び右クリックボタンの面積が広いので指の短い人でも摘み持ちや掴み持ちがしやすい

 

RAZER VIPER ULTIMATEの悪い点

  • マウスホイールが人によっては痛く感じる
  • マウス本体が低いので手首支点の被せ持ちとは相性が悪い
  • 作りこまれているので値段が高い

 

RAZER VIPER ULTIMATEの総評

実際に1週間使い続けてみて、Logicool G pro wirelessからの乗り換えで使い始めた当初はViper Ultimateのマウス本体の低さに違和感がありましたが数日で慣れます。

RAZERのハイエンドワイヤレスゲーミングマウスViper Ultimateは非常に完成されたワイヤレスゲーミングマウスで、Logicool G pro wirelessと使い比べても遜色のないマウスサイズ、左右対称型マウスということもあり、特別違和感なども感じませんでした。

しいてあげれば、Viper Ultimateのマウスの低さから手首支点で被せ持ちの場合だとマウスが振りづらいと感じた程度で、それ以外の持ち方や肘支点であれば、ストレスを感じずに快適にゲームをプレイすることが可能でしょう。

特に掴み持ち、摘み持ちとの相性は良くLogicool Gpro wirelessと比較してもスペック上では6gしか重さは変わりませんが、摘み持ちをした際は、スペック表記の6g以上にViper Ultimateの軽さを体感することができるでしょう。

少し値段が高いようにも感じますが、充電ドックの快適さは大きく、Logicoolのワイヤレスゲーミングマウスにプラスしてワイヤレス充電マウスパッドを購入するのであれば、Viper Ultimateの方が割安ではないでしょうか。

Logicool Gpro wirelessもRAZER Viper Ultimateもワイヤレスゲーミングマウス界の二大巨頭といった完成度でどっちのワイヤレスゲーミングマウスのが優れているっていうのが特別無いように感じました。どちらを買うか悩んでるのあれば、プレイスタイル(持ち方や手首AIM、肘AIM等)やメーカーデザインの好みでマッチするものを選ぶことになるでしょう。

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