ゲーミングPCは高級品?いいえ、そんなことありません!安いゲーミングPCでもしっかりゲームを楽しめますよ。しかし、あまりゲーミングPCに馴染みのない人は、相場や選び方が分からない人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、ゲーミングPCの相場や値段別のおすすめゲーミングPCを徹底解説!
新しいゲーミングPCの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください!
既製品ゲーミングpcと自作ゲーミングpcの相場は?
既製品ゲーミングPCの相場は、約18万円です。
参考 ゲーミングPCの相場を徹底調査【2021年02月時点】| デスクトップPCは税込18.5万円~、ノートPCは税込14.0万円~と両者の差が開く傾向にある!各BTOメーカーの人気モデルから価格を算出!ゲーミングPC徹底解剖 - BTOパソコンのレビュー特化型情報サイトしかし、全ての既製品が18万円前後に収まっているわけではありません。なぜなら、ゲーミングPCと一口に言っても、構成されているパーツが異なるからです。したがって、最新型の良いパーツをたくさん使用しているゲーミングPCは40万円以上する場合もありますし、リーズナブルなモデルは10万円以下で販売されています。
また、自作ゲーミングPCに至っては相場はほとんどありません。自作PCの場合、ゲーミングPCを構成するパーツを全て自分で選ぶので、選択するパーツによってかなり価格は変動します。パーツに拘れば価格は青天井ですし、低予算で自作したいなら5万円程度に抑えることもできるでしょう。
安いpcでもいい?ゲーミングpcの選び方
結論、あなたが安いゲーミングPCでも満足できるかどうかは、プレイするゲームによって異なります。ゲームによって必要・推奨スペックは大きくことなるので、それをクリアできるPCなら安いモデルでも問題なく楽しめるでしょう。
したがって、ゲーミングPCを選ぶ際は次の順番を意識してください。
- ゲーム専用のベンチマークソフトを探す……ベンチマークスコアとは、各PCでそのゲームをどれだけ快適にプレイ可能かを示した数値。各ゲームによってベンチマークスコアは異なりますが、一部の有名タイトルにしかベンチマークソフトは実装されていません。
- ゲーム推奨PCを探す……オンラインゲームの運営とPCメーカーが協力して、ゲーム推奨PCを販売している場合があります。これらのゲーミングPCを選べば、プレイしたいゲームが快適に遊べるでしょう。
- 推奨スペックを調べる……ベンチマークソフトや推奨PCが見つからなかった場合、ゲームの推奨スペックを調べましょう。ここで重要なのは、最低動作環境ではなく推奨環境に重きを置くこと。しかし、推奨環境ぴったりくらいのPCでは重い場合もあるので、2ランクくらい上のモデルを選んでおけば安心です。
値段別おすすめゲーミングpc(5~10万円)
ここからは、編集部がおすすめする5~10万円のゲーミングPCを紹介します!リーズナブルな価格でゲーミングPCのエントリーモデルにぴったりなので、初めてのゲーミングPCにおすすめの価格帯です。
・G-GEAR GA5J-D201/T(TSUKUMO)
Magnate MT(ドスパラ)
名称 | Magnate MT(ドスパラ) |
価格 | 84,980円(税別) |
特徴 | Core i5搭載で、コンパクトながらパワフルな性能 |
サイズ | 190(幅)×420(奥行き)×360(高さ) mm |
Magnate MT(ドスパラ)は、10万円以下ながらパワフルな性能が持ち味のゲーミングPCです。
CPUにCore i5、GPUにはGeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6を採用。大人気ゲーム「Minecraft」が同梱されており、PS4からゲーミングPCに移行したい人にぴったりでしょう。
G-GEAR GA5J-D201/T(TSUKUMO)
名称 | G-GEAR GA5J-D201/T(TSUKUMO) |
価格 | 99,800円(税別) |
特徴 | GPUにRTX 2060が光る |
サイズ | 190(幅)×475(奥行き)×435(高さ) mm |
G-GEAR GA5J-D201/T(TSUKUMO)は、ミドルクラスのゲーミングPC。
現在、GPUがGTX 1660 TiからRTX 2060されており、プレイ可能なゲームの幅も広がりました。「Fortnite」や「Apex Legends」といった大人気ゲームも問題なくプレイできるので、初めての一台におすすめのモデルです。
値段別おすすめゲーミングpc(10~15万円)
続いては10~15万円のおすすめゲーミングPCです。一般的に「ミドルクラス」と呼ばれるのがこの価格帯で、相場より少しリーズナブルな価格でゲーミングPCを購入できます。
・raytrek XT(ドスパラ)
また、10~15万円のゲーミングPCをもっと知りたい人は、次の記事で詳しく解説しています。
G-Tune TD-S(G-Tune)
名称 | G-Tune TD-S(G-Tune) |
価格 | 124,800円(税別) |
特徴 | ミドルクラスの中でもバランスが良く、高評価 |
サイズ | 188.8(幅)×396(奥行き)×400(高さ) mm |
G-Tune TD-S(G-Tune)は、ミドルクラスゲーミングPCでは珍しいトリプルストレージ採用モデルです。
フルHDであれば「Apex Legends」を144Hzでプレイすることも可能で、FPSなどの激しいゲームでも有利に戦いを進められるでしょう。
raytrek XT(ドスパラ)
名称 | raytrek XT(ドスパラ) |
価格 | 124,980円(税別) |
特徴 | ゲームだけではなく、クリエイターにもおすすめのモデル |
サイズ | 188.8(幅)×396(奥行き)×400(高さ) mm |
raytrek XT(ドスパラ)は、ゲーマーだけでなくクリエイターにもおすすめのゲーミングPCです。
非常にコンパクトなデザインなので、デスクにスペースのない人でもスッキリ収納できます。コンパクトながらCPUにCore i7、32GBメモリと、ゲームを快適にプレイできるスペックも搭載。FF14といった重いゲームも、フルHDであればサクサクプレイできるでしょう。
値段別おすすめゲーミングpc(15〜20万円)
15~20万円は、いわゆる相場付近の価格帯です。
ハイスペックなゲーミングPCが多くラインナップされており、様々なゲームジャンルやタイトルを快適にプレイできるでしょう。
GALLERIA XA7C-R38(ドスパラ)
FRGAH470/37A/KD(フロンティア)
名称 | FRGAH470/37A/KD(フロンティア) |
価格 | 179,800円(税別) |
特徴 | Core i7、RTX 3070搭載で、重いゲームもサクサク快適 |
サイズ | 200(幅)×423(奥行き)×485(高さ) mm |
FRGAH470/37A/KD(フロンティア)は、どんなゲームでも快適にプレイ可能なゲーミングPCです。
CPUにCore i7、GPUにはRTX 3070を採用しており、FF14を4Kでプレイできます。FPSでもフルHDであれば高いリフレッシュレートを維持でき、Fortniteでは360fpsを出すことも可能。どんなゲームもしっかり遊べ、初めての一台にもおすすめです。
GALLERIA XA7C-R38(ドスパラ)
名称 | GALLERIA XA7C-R38(ドスパラ) |
価格 | 199,980円(税別) |
特徴 | RTX 3080搭載の、美しいグラフィックが楽しめるモデル |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
GALLERIA XA7C-R38(ドスパラ)は、フラグシップGPU RTX3080搭載のゲーミングPC。
RTX3080の性能が良すぎるためCPUのCore i7 10700が物足りないように感じますが、現状RTX3080とバランスを取れるCPUが存在しないので問題ありません。美しいグラフィックでゲームを楽しみたい人におすすめのモデルです。
値段別おすすめゲーミングpc(20〜25万円)
20~25万円は、スペックによっては「モンスターマシン」と呼ばれるようなハイエンドPCが販売されている価格帯です。
ゲーム以外の用途にもしっかり活躍でき、どんなゲームでも快適にプレイできます。
GALLERIA ZA9C-R38(ドスパラ)
G-Tune TD-P(G-Tune)
名称 | G-Tune TD-P(G-Tune) |
価格 | 249,800円(税別) |
特徴 | 最高レベルの性能を有するゲーミングPC |
サイズ | 210(幅)×524.2(奥行き)×435(高さ) mm |
G-Tune TD-P(G-Tune)は、現行機の中でも最高レベルの性能を誇るゲーミングPCです。
CPUにCore i9-10900K(水冷)、GPUに RTX 3080を採用しているハイスペックマシンで、アクションからFSPまでどんなジャンルにおいても快適にプレイできます。4Kでのプレイも問題なくでき、グラフィックにこだわる人にもおすすめのモデルです。
GALLERIA ZA9C-R38(ドスパラ)
名称 | GALLERIA ZA9C-R38(ドスパラ) |
価格 | 245,980円(税別) |
特徴 | 最高のゲーム体験ができるハイエンドPC |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)× 480(高さ) mm |
GALLERIA ZA9C-R38(ドスパラ)は、先ほどのG-Tune TD-P(G-Tune)と肩を並べるハイエンドPCです。
G-Tune TD-P(G-Tune)との違いはメモリで、G-Tune TD-P(G-Tune)が32GBに対しGALLERIA ZA9C-R38(ドスパラ)は16GBを採用しています。
まとめ
今回は、ゲーミングPCの相場とおすすめ商品を紹介しました!
おさらいしておくと、
- 既製品の相場は18万円、自作PCには相場はない
- 安いゲーミングPCでも、プレイするゲームによっては快適に楽しめる
- ゲームの推奨スペックを見ながら、ゲーミングPCを選ぼう
ゲーミングPCの相場にはかなりの開きがあり、採用されているパーツによって大きく異なります。「ハイエンドPCを選べば良い」というものでもなく、自分に必要なスペックや価格を見極めることが大切です。
ぜひこの記事を参考に、長年愛用できるゲーミングPCを見つけてみてください!